憧 憬 の 轍
2015年11月29日 春に向けて
日を追うごとに気温は下がり方々から雪の便りが届く。
秋と言う季節を楽しめないままなのに窓の外に雪を見た朝、
冬は既に始まっていた。
11月も明日で終わり。
1年経つのがこんなに早く感じるようになったのだから、
春はまたすぐにやって来るに違いない。
塗り直したいとまで思ったフレームだが自分の技量を考えれば
何度やっても同じかもしれない。
前向きに考える事にしてエンジンを搭載。
エンジンを載せてしまえばもう後戻りは出来ない。
早くタンクもシートも乗せてみたい。
ステムも組んでしまえばフロントフォークも早く仕上げなければならない。
こうして部品を組み込む作業はやはり楽しい。
吊るしたままのスイングアームも早く付けたいし・・・。
エンジンをフレームに載せる作業は毎度の事ながら緊張感に満ちている。
呼吸する事も忘れそうな瞬間だ。
10年ぶりに復活させたDUCATI900SSのポジションに エンジン搭載準備完了 なかなかいい感じって、自己満足だな
早々に足回りを組んで
ビールの箱なんぞから降ろさなければならないのだろうが、
早くタンクとシートを取り付けてみたい。
ハーネスとスイッチ類を組めばエンジンを始動することも可能だ。
そんな事を考えているから作業の予定は大幅に変わってしまう。
自転車のフレームだ。
これまでバイクのフレームは何台か再塗装したが
自転車のフレームを塗るのは初めてだ。
分かっているんだよなぁ。
立派に成長してしまった腹が邪魔になるため、
少々スリムな体で乗ろうとしている事を!
「別に乗るための自転車じゃなくてローラーに載せて、たまに漕いでみようかな・・・」って、
魂胆ミエミエじゃねぇか!!!
以前、
バイク乗りとロックンローラーにデブは許されないと
酔った勢いで言ってしまった事を気にしているのだとしたら、
謝らなければならない。
太れない体質の自分としては皮肉のつもりで言った一言ながら、
その一言が祟ってかクランクが外れない。
専用の工具があるらしいが、
今後、使うアテもない工具を買うのもオモシロクない。
ここは手持ちの工具で何とかしたい。
ギヤプーラーでクランク外し 残っている塗料も落とさなければならない