憧 憬 の 轍


憧 憬 の 轍


2016917  GOD SPEED


巷では麻疹(はしか)が流行しているとか。


ニュース番組でワクチンの接種を呼びかけていた。


他人事のようにこんなことを書いている自分だが、


麻疹だけでなくオタフク風邪も水疱瘡もやっていない。


子供の頃にワクチンを接種した訳でもない。


だいたいあの頃、麻疹予防のワクチン接種したヤツなんて・・・いたか?

 


先週のちょっとしたツーリングの際に


初期型XL125Kに起きたヘッドライトの点灯不良。


いわゆる接点不良だった訳で、


N氏のBMWの前を走っていたからではない。


全バラしておきながらスイッチ類のナカミまで手を入れなかったせいだ。


反省の念を込めて不良箇所を探りながらスイッチも解体して組み直す。


1975年型なので配線類の断線に気付かなかったり


カプラーやギボシが緩んでいたり、


あるいは腐食したままだったとしても不思議ではない。


ヘッドライトからHi/Lo切り替えスイッチ、

ライトのON/OFFスイッチと配線図を頼りに

電源から遠い順に導通確認を進める。

ヘッドライトケースを開けるだけで

接点不良箇所を見つけられると思っていたが、

結果としてイグニッションスイッチまで解体することになってしまった。
イメージ 1  イメージ 2

ライトスイッチ()                    イグニッション スプリングに錆びが出ている

 

おそらく製造されて以来40年間、


開けられる事の無かったスイッチの中は


油脂類さえ乾ききったような状態で、


接点を支えるスプリングには錆も出ていた。


明日はキャブレターに結論を出すと決めているので


キャブレター以外のことは考えたくない。


そのためにも見つけてしまった不具合は


先に対処しておかなければならない。

 

改めてPE28を取り付け、


PE24と比較するために新品のプラグを入れる。


セットしたのはMJ#125SJ#45パイロットスクリューは1+1/2から。


ニードルのクリップは上から2段目。


明確な根拠はないがこの近辺が合いそうな気がした。


始動性は悪くない、どころかかなりいい感じ。


回転をあげてみるとマフラーから出る煙や


プラグのくすぶり具合からも明らかに濃い。


5,000rpmを超えると一気に9,000rpmを超えて回る。


ニードルのクリップを上げたりパイロットスクリューを調整したり、


少しずつ調子が整ってきた頃に聞こえたのは雷の音。


作業場の近所にいるハーレーの排気音かと思っていると


屋根を叩く雨の音が・・・。


 

YAMANAKA一味の津軽方面ツーリングは


再び夏泊半島方面に変更されるようなので、


明朝早くにもう一度走ってみて


イケるようなら先週同様に参加しようと思った。


まだ結論は出せないがベンチュリ径1.36倍の威力はダテじゃない。

 

やっぱり一人でやる夜間作業のBGMLED ZEPPELINがいいようだ。