憧 憬 の 轍


憧 憬 の 轍


20161120日 節目


ブログのタイトルを「憧憬の轍」に改めたのは昨年の3月の事だった。


以来、好き勝手に書き綴らせていただいて今回が100回目の更新となる。


今さら読み返す気にもなれず、毎回のタイトルだけを追ってみた。


やはり轍は曲がりくねり、時に方向さえ見失ったり後戻りしたりと、


まるで糸の切れた凧のような99回だったと思う。


書いている者の性格上、一直線に進む事は不可能なので


次の節目までこのまま書き続けたいと思っている。(もちろん編集長が許してくれるなら・・・)
 

 



Phoenix Projectは“2台まとめてPhoenix”なので


KSRⅡのエンジンにも着手しなければならないが、


『林道2号』のXLR250Rを一段落させなければケジメが付かない。


前後のブレーキもキャブレターも作業を終えているので、


オイル漏れが見られる部分のオイルシール


Oリングを交換してエンジンを再始動させるのが今日の目標。


『林道2号』はチェーンやスプロケットやタイヤまでも気にしているが、


それは走れるようになってから、


春までにゆっくり考えればいいことだ。


とは言えリアタイヤを外したままでは作業が進まないので


チェーンを外してホイールを仮組する。


後輪を仮組するにあたって気になっていたリアブレーキのエア抜きは、

何度やってもうまく抜けないのでマフラーの取り付け位置を利用して、

とにかく噛んでいる気泡を上に抜く。

最初からこうすればよかったのにって、いつもの独り言が出てしまう。


そしてエンジンは軽くチョークを引いて4回目のキックでめでたく始動。


アイドリングも落ち着いているがマフラーを変えているので、


後日パイロットスクリューの再調整をしようと思う。



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エア、ボッコボコでした                      タンクを載せれば走れるけどチェーンが付いていない

 

チェーンを外したままなので試走する事は出来ないが


エンジンは一段落と考えて次はフロントフォーク。


今のところオイルシールは交換する必要はないようだが、


どの位のフィークオイルが残っているのか想像がつかない。


そこでドレンボルトを外し残量と状態を確認する事にした。



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右側:量的には問題ないが真っ黒                    左側:量は少ないし劣化も激しい


本来ならフロントフォークを外した上で油面をキッチリ測るところだが、

オイルシールの状態をまずは確認したいので、

とりあえず規定量のフォークオイルを入れて様子を見ることにした。

走行距離から判断してオイルシールOリングもすべて揃えてあるので、

不具合が出ればすぐに交換できる。


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マニュアルでは純正ATF                       幸いにインナーチューブに錆は見当たらない


季節は晩秋と言うより初冬と言うにふさわしい。

『林道2号』とXLR250Rが気になって次々に仲間たちが様子を見に来る。

92ブラザース(弟)の手土産は銀杏、イチョウの実だった。

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銀杏、焼いてます! くさい!                     『林道2号』は舌がニャンコなのでたべれません


薪ストーブならぬ「廃材ストーブ」の上で焼いた晩秋の味覚で暫しの休憩。

エンジンオイルの匂い、ATFの匂い、ガソリンの匂い、

洗油(灯油+ガソリン+α)の匂い、ケミカル剤の匂い、

そして銀杏の焼ける香り(匂いじゃなくあえて香り)。

さらに昼食は大蒜をふんだんに使った中華料理だった・・・。


そしてお待たせのKSRⅡ。


内燃機屋に預けていたクランクシャフトが気になっていたが、


2日前に電話があり、


「バラして見たらピンもダメだねぇ、クランクピン。0.50.7㎜くらい減ってるから。思いっきり回したでしょう? コンロッドは大丈夫だったよ」


と言うわけで部品は速攻で注文済。


しばらくは特攻隊長改め「林道2号』のネタでブログが書けそうだ。


次の週末はKSRⅡのエンジンに手を付けるぞ!


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クランクピンが届いた 詳細は次回以降で               こんなものも密かに話題になっている今日この頃・・・