憧 憬 の 轍


憧 憬 の 轍



2017129日 紆余曲折もまた楽しい



各地で大雪のニュース。

1月中旬に「青森市で積雪ゼロ」を観測していただけに


突然本格的な冬がやってきた感じだ。


やはり天気も辻褄合わせをする。
 
インフルエンザによる“隔離生活”中の事。電話で話した人の中に、


その後風邪をひいたと言う人が4人もいて、


「オマエのインフルエンザは電話でもうつるのか?」


ってトンデモナイ話になっている。そんな・・・、


バイオハザードどころの話じゃねぇって!
 



 先週から本格的に手を付け始めたXL250RMD22)のタンクのパテ形成。

10年も前の事なので細かいことは忘れていたが、


こうして塗料を剝がしてみるとタンク右側のダメージの大きさが思い出される。


スクラップ屋で偶然見つけ、


シートとフロントフェンダーと合わせて1,000円で買って来た物だった。


最近はオークションで少々程度が良ければ数万円の値がつく。


グランパ・O氏のドクロタンクほどではないが、


これはこれで大切にしなければならない。
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本来のタンク(右)の容量は9ℓ              上から見るとやはりデカい
 
 サフェーサーはグレーを選んだ。


赤色の下地には白色を塗るべきだが少々暗い色調を狙って前回もグレーを使った。


赤色専用のサフェーサー(淡いピンク色)もあるらしいが使ったことはない。
 

 一方、Project C92-Rの話はごく一部で爆発的に盛り上がっている。


エンジンはCB125Kシリーズの後期型を使うことも視野に入れている。


オーナーのグランパ・O氏の鼻息の荒さに92ブラザース(弟)


も加勢して明日にでもこのドンガラが走り出しそうな勢いだ。



そんな盛り上がりに背中を押されるように

C92の純正リアハブにSR400用の18インチリムを組み合わせる検討を始めた。



 使うのはハブとブレーキパネルのみだが


入手したC92のリムとスポークの錆は末期的症状。


パリパリに張り付いているリムバンドは


元の素材が分からないくらい劣化が進んでいた。


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「一体化」とはまさにこのこと              ここまでヤレるとすでに美しい?




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グリスが固形化しているが動作には問題なし          こちらは油脂分ゼロ
 
 廃墟のような風格(?)さえ感じさせるリムとスポークを外し


ハブの状態を再確認。


ドラムの錆が気にかかる程度でクラックや欠損はない。

SR40018インチリムに仮組して問題がないようであれば


サンドブラスト後にバフ磨きの予定。




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左:SR400用 右:C92               偶然にもハブの径は同じ
 
 C92のハブとSR400のリムを組み合わせるにあたり問題となるのはスポーク、


ハブ幅の差が大きいため加工が必要だ。


大幅な加工が必要なようであれば別な方法も考えなければならない。


エンジンばかりでなくCB125Kの部品を流用することについて、


もう一度検討してみる必要がありそうだ。