憧 憬 の 轍
2018年4月1日 April come she will―Simon & Garfunkel
3月の中旬以降暖かい日が続いている。
すっかり雪も溶けて街に冬の名残はない。
振り返れば雪の量は少ない方だったけれど寒さの厳しい冬だった。
そんなひと月前の事も忘れてしまうほど暖かくなる事が嬉しいが、
日々北上する今年の桜前線は異常なまでに速く、
季節に急かされているような気がする。
「‘75 CB400Four 整備強化月間」
なんて大袈裟なことを言いながら車両を「手術室」に入れた。
4月は車検に向けた整備以外の事はしない予定だが、
春一番ツーリングの事を考えると作業が4月中に終わるとは思えない。
今のところ桜の開花は4月18日頃(弘前)と報じられている。
これに合わせて29日に春一番ツーリングを企画したとすれば、
整備のスケジュールは大幅に変わってしまう。
8日、15日の2回の日曜日に交換が必要な部品を全て拾い上げ、
22日に作業を終わらせ29日は試験的ツーリング。
そして車検は5月1日か2日受ける。
果たしてこんなスケジュールが可能なのだろうか?
タンクは早速はずした
さぁ、どこから手を付けるか OFF LIMITSだよ
エンジンの調子は決して悪くないが
シリンダーヘッドから滲み出たオイルが気になっている。
シリンダーヘッドとシリンダーの間のガスケットが問題なのか、
単なるボルトのトルク抜けなのか。
2年前の車検前の整備の時もそうだったが車検に関係のない事も気になる。
だからスケジュールが狂ってしまう。
エキパイの取り付け部分のフランジに錆が出ている。
見なかったことにしようと思ってもそれは無理と言うもの。
時々拭き取ったりもしてきたけど
本来はメッキ仕上げのフランジ
前後のブレーキやハブベアリング、
スイングアームのピボット部分などは
バラしてみないと状態が分からない。