憧 憬 の 轍
2018年12月18日 意見
署名を集めて11日目にあたる今日、署名は既に11万筆に達する勢いで増えている。
もちろん、沖縄県民でもない自分がこれについて意見する立場にない事は言うまでもない。
基地のある街に生まれ育ち、気が付けば原子力関連施設まですぐそこにある。
「原子力も米軍基地も今の日本に必要なのは理解できるが、自分が暮らす街にはあって欲しくない」と言うのが大多数の本音だろう。
しかし国防やエネルギー供給の問題は一部の自治体や地域に頼るべきものではない。
沖縄には日本にある米軍関連施設の約75%が集中している。
沖縄がアジアの軍事拠点として最適な地理的要因を満たしているのは事実だ。
だからと言って「仕方ない」で済まされる事ではない。
そして今、沖縄で繰り広げられている多くの論争と多くの行動に何かを感じるなら、国防問題もエネルギー供給問題も国と言う単位で、すなわち国民レベルで考え直さなければならない。
個人的には沖縄の県民投票が「国民投票」であってもいいとさえ思っている。
そしてこの問題を契機に、多くの人たちが国防やエネルギーの事を考える機会になって欲しいと思う。
ホワイトハウスの請願サイトと共に、沖縄の今後の動向から目が離せない。
ふたつの岩が創り出す逆さの♡型(古宇利島にて)