憧 憬 の 轍
2019年1月8日 渇!
いわゆる“正月休み”は既に終わっているが、どこかまだ本来のペースに戻り切れていない。
カレンダーに目をやれば次の週末は14日が成人の日でまたしても連休。
緩みっぱなしの気持ちに渇を入れなくては!
小寒を過ぎて外は冬本番だが、毎夜のように降る雪の量が比較的少ないのはありがたい。
さらに粉雪なので気温が上がるまでなら処理もしやすい。
出来ることならこのまま春を迎えたい。
真新しいカレンダーを眺めながら早く“仕事モード”に切り替えなくてはならないと思っている矢先、携帯電話には見慣れない電話番号が表示されていた。
「もしもし・・・」と対応すべきか「Hello・・・」と対応すべきか、一瞬迷っていると相手は「BHSです」。
忘れていた!
大魔神・O氏の1962年型ハンターカブが届いた。
大急ぎで作業場に駆けつけると白い雪の中に真っ赤なバイクが降ろされていた。
配達担当者がやけに作業場周辺の地理に詳しいと思ったら、昨年、同じくO氏のJC58を届けた担当者だった。
フロントフェンダーは本来付いていない
知らない人からすればただのスクラップ?
新しい“患者さん”を“手術室”に入れひと通りの確認。
予定よりも30分以上早く届いたが、今日は法事もあるのでゆっくり眺めていられない。
O氏と、かつては“カブキチガイ”と言われた「樵の巨匠」には 連絡した。
どうやら55ccらしい
輸出専用車だった
92ブラザース(兄&弟)や「樵の巨匠」や大魔神・O氏がここにいたなら、おそらく今日は正月休みの延長戦になっていたんじゃないか?
エンジンはOHVかOHCか?
リヤサスペンションの取り付け方やキャラメルブロックのタイヤに換装した場合、どの程度のサイズまで履けるか・・・なんて話で多分、翌朝まで討論が続きそうな1台が届いてしまった。
夕刻、感動の“御対面”を果たしたO氏の目には赤色を山吹色に塗り替え、各部を新車並みにレストアしたこのバイクに跨る自分が見えていたようだった。
詳細は後日報告と言う事で・・・。
初期型XL125も「プロジェクトC92-R」も先が見えていないと言うのに、この週末は「お披露目会」だってか!?