小寒の氷大寒に解く


憧 憬 の 轍  



2019120日 小寒の氷大寒に解く


 

インフルエンザが流行の兆しを見せている。


自分も2年前に罹患し、医師から“外出禁止令”を出された。


作業場に集まるメンバーは今のところ大丈夫なようだが、風邪をひいている者は23人いる。

 

今日は大寒


暦の上では最も寒さの厳しい時期だ。


実質的には節分を過ぎてからの寒さの方が厳しい年も珍しくないが、普段にも増して体調管理を心がけなければならない。

 

 



先週末から解体作業に入ったC105H ハンターカブ。


ピストンとリングは残念な状態だった。


腰下もクランクシャフトやキックシャフトの端部に問題があるのは解体前から分かっていたので、躊躇の無い“全バラ”だった。



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クランクケースやシリンダーは洗油に入浴中        


イメージ 2

“中身”は部位ごとに分けてビニル袋に

 

 

 

エンジン内部の錆は焼け付きを起こした後、屋外に放置されていた事を物語っている。


それでも残っていたオイルのおかげで素地まで錆びている部品は少ない。


こびり付いたカーボンや油分を完全に落として再利用できるかどうかを判断しなければならない。


純正部品が既に欠品だったり中古部品が高額だったりと状況は芳しくないが・・・。



イメージ 3

IN側のバルブ                          


イメージ 4

EX側のバルブ

 

 

全バラしてから言う事ではないかもしれないが、C105だけが54cc


すなわちピストンは系列車種の部品を流用出来ない。


さらに輸出用のハンターカブは型式が「C105」、エンジンも「CA105E」だと思っていたがフレームの打刻もエンジンブロックの打刻も「C105」から始まる。


Super Cubについて詳しくない自分としては、大魔神O氏+「樵の巨匠」+92ブラザースによる“4者会談”を早めに開いていただき、ご意見を伺いたいところだ。

 


ところで92ブラザース(兄)もSportsCubを手に入れたらしい。


近々に「92ブラザース」は「スポカブ・ブラザース」に改名しようかと思っている。


どうやら寒の内にあっても冷めるような「熱」ではないようだ。