憧 憬 の 轍
2019年3月8日 価値観
政府は全国の学校に3月2日から春休みが終わるまでの臨時休校を要請したが、
これが各地で様々な論争を産んでいる。
この要請が英断なのか愚断、
あるいは不断だったのかを知るまではもう少し時間が必要だ。
先週、キャブレターの調整を雨のために中途半端にしていた『サンちゃん』ことS氏のKSR-80、
使われていたパワーフィルターは詰まり、
と言うか高回転域では空気の供給量が間に合わない程に汚れ切っていたようだ。
一見してステンレスメッシュの小ぶりなフィルターはカッコイイのだが、
所詮はChinaの安物だし・・・。
出来る限り清掃したつもりだがキャブレターのエアスクリューを開閉すればするほど調子が悪くなる。
せっかくの新しいプラグもこれでは意味を成さないので実験的にフィルターを外して再度試運転を。
いわゆる“直キャブ”状態でエンジンのためには良い事ではないが、
これで高回転域が回りきるなら、
いっそこんなクソフィルターは無い方がいい。
結果は予想通りだった。
かと言ってこのまま帰す訳にもいかない。
キャブレターとフレームの僅かな隙間をうまく使えるフィルターを探すと言っても・・・、
無理だべ?
昨日(7日 土曜日)の事だが蔓延する各種のストーブ病ウイルスの中で、
『編集長』は本来の“悪い病気”のために4発マルチ=4気筒エンジンを搭載したバイク=を物色し続けてきた。
『悪友のKEN』(別名 わらしべのKEN)が次々に出モノを見つけて来る。
これまで『編集長』が乗って来たのは単気筒とVツイン。
「一度は4発マルチにも乗っても見たら?」
そんな事を自分も言った覚えがある。
近隣地域から某オークションに出品されていたバイクの“品定め”に付き合う事になったのはそんな責任感からでもあった。
結論から言って『編集長』の愛車は近々にKAWASAKI ZEPHYRχ(ZR400C)となる。
今回はあえて詳細や画像を掲載しない。
お披露目は「編集長仕様」にしてからにしようと思う。
今回もストーブ病患者の話。
いわゆる「PERFECTIONウイルス」のために爆発的な火炎放射器状態の『大魔神・O氏』は既に6台ものPERFECTIONを手にしていた事を暴露した。
近々に届く「Operation-California in Snow 6」で入手した№560は実は7台目と言う事になる。
さらに超絶的持論(あるいは言い訳)はフランク・ロイド・ライトにまで及んだ。
曲がりなりにも建築の勉強をした事があったのでそれなりに理解は出来たが、
分かる人にしか分からない話が続く。
さらに遠藤新や田上義也の名前が出る頃、
話題は完全に孤立していた。
重篤率が高いのは「PERFECTIONウイルス」だけではない。
「日本船燈のフリージアウイルス」に感染し、
あっという間に末期的重篤感染者になってしまった『林道1号』ことT氏は真鍮に浮いた緑青や黒ずみと闘い続けている。
数種のケミカル剤やコンパウンドでピカピカどころかビカビカに輝くフリージアを目指しているらしい。
「編集長仕様」のZEPHYRχと共に近々に公開予定?
閑話休題 またしても自己満足
物語を反芻しながら読み終えた本をブックカバーから外す。
本は早々に古本屋に売り、
また古本を買う。
気が付けば書店で新しい本を買ったのは遠い昔の事だったような気がした。
上質な革製のブックカバーが欲しかった。
たかがブックカバーに1万円以上の金を払うのは余程の金持ちか大バカ者だと思っていたが数年前、
新品同様のものを旅先のガレージセールで見つけ、
2千円で買った。
たかがブックカバーを2千円で買うのもバカげた話かもしれない。
お気に入りのブックカバーには少々傷があるが、
今も黒い艶を保ち、
本を開いたり閉じたりする度に上質な革の匂いがする。