狐疑

憧 憬 の 轍

 

2020年7月2日 狐疑

 

COVID-19による緊急事態宣言が解除されて1ヶ月以上になる。

 

感染者数がまた増えだした。それは検査数の増加に比例した結果かもしれない。

 

成田空港で海外から到着した乗客やクルーズ船の乗客乗員の感染者数まで公表しているのに、

米軍基地内での感染者数は公表されていない。

 

 

 

 

 

打音が大きかったバルブ間隙を調整し、

後輪のサスペンションもスプリングのテンションを緩めて新オーナーの下へ“お帰り”いただくつもりだったBAJAモドキのXLR250R、

今度はキャブレターだ。

 

チョークを引いていなければ吹け上がらない。

 

キャブレター内部の部品は純正部品ではないが新しいものに替えられていると聞いていたので、

とりあえず外して解体してみた。

 

KEIHIN PD79は加速ポンプ付きでタイプAからCまであったはずだが、

何が違うのかは今も分からない。

 

不調の原因はチョークと関係しているようだが、

すべての経路に詰まりがない事を確かめることから始めるしかない。

 

 

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これで詰まりがないはずがない


                

 

 

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洗浄作業開始



 

 

幸いにも作業場には『林道1号』のT氏や『特攻隊長』が愛車を整備するために用意したマニュアルやパーツリストがある。

 

これがどれほど幸運な事なのかをR氏に分かってもらえるだろうか?

 

 

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フロートレベルは14㎜(規定値)


                    

 

 

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KEIHIN PD79



 

 

キャブレターは空気と燃料の通り道が正常に通じてさえいれば働く。

 

原理は単純だが実はインジェクションよりもデリケートな機械だと思っている。

 

先週末までは『編集長』のZEPHYRχのCV(負圧式)、

今回はVM(強制開閉式)と、

“キャブレター祭り”だった訳だがやはりキャブレターは面白いし奥が深い。

 

インターネットで「キャブレター」を検索すると「炭水化物」と言う単語に出くわす事がある。

 

キャブレターの語源は「炭化水素と化合する」と言う意味の動詞carburetだが炭化水素と炭水化物、

口に入れても良いか悪いか程度の認識しかない。

 

ところで今度はブレーキランプが点かない・・・って?