細かい話から

憧 憬 の 轍

 

2021年2月8日 細かい話から

 

今年の節分は124年ぶりに2月2日、

そして37年ぶりに立春が2月4日と聞いたあたりから抱いていた疑問の答えはわずか1分が原因だった。

 

天文マニアの知人から「暦は日付ではなく時間だ」と聞いた事を思い出す。

 

立春とは「太陽黄経が315度になった瞬間が属する日」なのだそうで、

その瞬間が今年は2月3日23時59分だった。

 

 

 

数年前からのキャンプブームは昨年の緊急事態宣言後、

さらに加速した感がある。

 

特に「ソロキャンプ」とか「冬キャンプ」と言った話題を耳目にする機会が飛躍的に増えた気がする。

 

そんな時流からか例年は11月から5月の連休前まで休業していたキャンプ場が次々に営業を再開している。

 

軽自動車の車中泊仕様計画は一段落し、

いつでも出動可能な状態だ。

 

そこで装備を点検すると安物のLEDランタンの調子が悪い。

 

捨てる前にバラしてみるのも楽しみのひとつだ。

 

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とりあえずバラしてみた


                     

 

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左側が問題のLED 右側がドナー

 

砲弾型のLEDが8灯、

明るさを2段階に変えられるランタンだがHiでは1灯、

Lowでは2灯しかまともに点灯しない。

 

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Low側では2灯

 

 

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Hi側では1灯のみ

 

 

電圧を変えてLowとHiを調整しているようだが、

電圧を変える事によってLEDの寿命は短くなるらしい。

 

それならばLEDを入れ替え、

Low、HiをキャンセルしてONとOFFだけにしてみようと思った。

 

作業場にはスイッチが故障して使えなくなってしまった100円ショップの小型電灯が幾つかある。

 

基板のハンダを溶かしLEDだけを抜き出して再利用する事を考えた。

 

アノードとカソード、

すなわち+と-を間違えるとLEDは点灯しない。

 

点灯しないばかりか簡単に壊れてしまう事もある。

 

新品であれば足の長さで見分けがつくが再利用なのでチップの形状から判断するしかない。

 

遊びに来ていた『わらしべのKEN』は老眼のため見分けがつかない。

 

老眼でなくてもレンズの中のチップは見間違えやすい。

 

付属しているスイッチがHi→Low→OFFの3段階なのでLow側の配線を切ってもON→OFFには3回押さなければならない。

 

それでも廃品利用でまたひとつ使えるモノが増えたと思えば気にならない。

 

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8灯をHi側で点灯


                       

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しばらくは使えそうだ

 

 

 

 

 

 

7日夜、原稿を編集長に送り忘れた。

 

今夜こそ校正して送らなければ・・・と思っていた8日夕刻、

『特攻隊長』から電話が入った。

 

いつもはハイテンションな声の調子が違う! 

 

とっさに思い出したのは“あの日”の事だった。

 

記録によれば2016年9月16日、

十和田湖付近の峠道で走行不能になったバイクがあった。

 

コンロッドのビッグエンド側のベアリングが大破すると言う絶望的なトラブルだった。

 

そして今回は・・・。

 

 

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車輪の向きが明らかにおかしい

 

 

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スッポ抜け~って何が起こったの?



 

 

大きな事故にならなかったのは幸いだったが、こんな事もあるんだ! 

 

詳しくは『特攻隊長』まで。