憧 憬 の 轍
2022年1月30日 理屈抜きで
予報通りの真冬日。
数日で寒気は一度緩むらしいが真冬日がしばらく続くようだ。
水道の凍結も心配だが道路の状態も気になる。
山に雪が降ればスキー場へと足蹴く通っていた頃はワールドカップや冬季オリンピックに興味津々だった。
記録そのものに対する興味は変わっていないが、
近々に始まるオリンピック/パラリンピックに興味が湧かない。
元来降雪量の少ない所で、
人工的に雪を作ってまで開催する意味が分からない。
アルペン種目のコースはスノーセメントで固められほぼ氷の上を滑るので、
自然に積もった雪でなくても大差はないかも知れない。
それでも違和感が拭えないのは何故だろう。
ただでさえ寒いのに冷え切った金属の塊に手を付けるのは億劫だ。
せめて作業場の室温を少し上げてからにしたい。
湯気の立つコーヒーを啜りながら。
ガソリン風呂の代わりに用意したのは「新サンエスKⅠ」と言う水溶性の洗浄剤。
KAWASAKI W1のシリンダーはガソリンの中である程度油分を落したつもりだったが、
浸けて間もなく洗浄液は真っ黒に汚れてしまった。
これまで洗油に使って来たガソリンと灯油の混合に比べて匂いも無く引火性も無いので安心だが、
どれだけ繰り返して使えるのかが気になる。
午後、『編集長』は届いたばかりのスタッドボルトやカーボンを落したシリンダーヘッドを持って来た。
ボルトだけでなくピストンも組んで、
さらにはガスケットの作成。
次の週末には組み上がりそうな勢いに外の寒さを忘れそうだ。
月曜日の事を思うとただでさえ憂鬱だと言うのに、
明日の朝はさらに冷え込むらしい。
そんな予報が憂鬱に拍車をかけて1月が終わる。
閑話休題 所詮は・・・
今では国内生産されなくなってしまったのが残念だ。
最近、バッテリーの劣化が気になってスペアを買った。
標準装備のバッテリーは7.4V 1000mAhだがスペアは7.4V 2000mAhと2倍の容量だ。
共にMade in Chinaだがこのスペアを入れると頻繁にカメラにエラーサインが出る。
SDカードの不具合だとかデータを保存できないだとか。
電源を入れ直せと指示される。
のんびりと撮っている時なら「所詮はChina」と笑えるだろうが苛立ちは隠せない。
Made in Chinaが気にいらないが、
容量は半分でもNikonと書かれたバッテリーを探してスペアにしようと思っている。