芽吹き

憧 憬 の 轍

 

20234月9日 芽吹き

 

弘前市の公園緑地課は7日、弘前公園内のソメイヨシノ標準木が開花したと発表した。

公園内には約50種の桜がある。

今回確認された標準木と外堀の満開予想日は12日で、平年より15日早い。1947年(昭和22年)からの観測史上最速の開花となった。

今日は県内各地が肌寒い1日だったが、明日からはまた暖かくなり雨や曇天も予想されている。

年々早まる開花を受けて弘前市は、数年前から「さくらまつり準体制期間」を設けている。

 

胴吹桜


                             

花風吹の頃に来ることが出来れば・・・



明日にも開花するのか


                     

もうすぐ花筏が浮かぶ外堀

 

咲き始めたのは桜だけではない。

花の名前に疎いので名前は知らないが樹にも野にも多くの花が咲いている。

そんな陽気に触発されたように『樵の巨匠』はガレージで先週息を吹き返しKAWASAKI Z400FXのキャブレター調整。

同調を採り暖機後はアイドリングを1,500rpm程度まで下げることが出来た。

センタースタンドが無いので吊り下げ状態で

 

キャブレターを付けて燃料は点滴状態で

 

暖機前は回転が落ち着かない


                 

暖機後は1,500rpmを超える程度でアイドリング

 

「さすが『樵の巨匠』」と賛辞を贈りたいところだが気にかかる点が幾つかある。

時折「パシュ、パシュ」とキャブレターが吹き返しているような音や、低回転時の燃調などだ。

 

余計なお世話と言われてもインシュレーターの吸気圧取り出し用パイプを塞ぐプラグやエアクリーナーなどは交換必須だ思う。

さらにCPUでコントロールされた現代のエンジンと違ってキャブレターの調整は、どのあたりの回転域を重視するかによって自ずと違ったセッティングになる。

もちろんそんな事は『樵の巨匠』も知っているはずなので、早く走らせてみてもらいたい。

 

次の週末に試運転を予定している‘75 CB400Fourも『スポカブ・ブラザース(弟)』のCB50改も作業場内での作業を終えた。

そんな中『チャレンジャーのタカシ』は愛するイタリア娘ことaprilia 240Rがキャブレターが大量のオーバーフローを起こしたり、エンジンから異音がしたりで大騒ぎになっているようだ。

そして十八番の「無謀な軽量化」に勤しむ『特攻隊長』はLED化したフラッシャーやテールランプが予期せぬ事になって春が少しだけ遠のいた状態だ。

タンクをはじめとした外装部品の塗装に着手したのは『編集長』。

次の週末にはクリアを上塗りして仕上げたいと思っている。

それぞれの春が動き出した週末だった。

 

ところで・・・、『樵の巨匠』のガレージには近々に新たな「お土産」が届くらしい・・・。

ご期待あれ!