= Days of CB400FOUR =
(絶版車の再生日記、あるいは貧乏人の旧車再生記録)
№26
2011年12月11日
ついにシリンダーヘッドを載せる。
ボルトにはすべて厚手の銅製シーリングワッシャーが入る。
これが10枚、さらゴム付のワッシャーが2枚、合計12枚。
当然新品を使いたいわけだが1枚300円以上もする。
ゴム付のワッシャーは1,680円!!!
こんなパーツに5,000円も払う余裕などない。
厚手なので接合面さえ滑らかであればオイル漏れはしないだろう・・・
と言うわけでオイルストーンで磨いて入れてみた。
もしオイルが漏れるようでもエンジンを下ろさずに交換できる位置だ。
ヘッドカバーはエンジン搭載後 パーツリストにはカムスプロケット
ダンパーという部品があるのだが・・・
ジェネレーターやスパークアドバンサーも点検し組みつけようとしたが
コードの被覆がことごとく硬くなっていて
何本かはコードを束ねているチューブの中で
パリパリと音をたてて砕けてしまった。
ビニル製のチューブ自体も柔軟性が失われ
ガラス繊維の耐熱チューブは表面の防水皮膜が剥がれている。
これも作り直すしかない。
そして極め付けがゴム製の止水用パッキン。
硬くなっているだけでも厄介なのに切れている。
本来単体では販売されていないので
ハーネスごと買わなければ手に入らないものらしい。
リプレイスパーツを販売している業者のサイトで探してみると
「ジェネレーターハーネスゴム」と言う名称でなんと1,995円!
2番目に探した業者は2,100円!!!
やってられねぇ~、こんなゴムごときに・・・
「ついに復刻!当時の純正品と同じく住友マーク入り」って
そんなことはどうでもいい。
ジェネレーター側とスパークアドバンサー側とで2個必要だが
前述のシーリングワッシャー同様
そんな金はない。
根性で作るしかねぇべ!
こんな夜は怒りの白ガス(泡盛)です。
劣化が著しいコードの被服 ジェネレーターハーネス
止水用パッキンすでにゴムではない!
新しく製作したハーネスとパッキン この状態でフレームに載せる予定