日記

憧 憬 の 轍

憧 憬 の 轍 2016年4月3日 さぁ、春だぜぇ! Daysof CB400Four 再び 天気が良い日には遠くに見える八甲田の山並みがくっきりと白く見える。 この冬は降雪量が少なかったので 名物の雪の壁も例年より1mほど低いらしい。 青空と白い稜線のコントラストが綺…

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憧 憬 の 轍 2016年4月3日 懐かしい日々 4月最初の週末。 「開花予想」とか「桜前線」と言う単語が実感を増す季節だ。 昨年、秋田・八郎潟への花見ツーリングを計画していたのも今頃だった。 今年も既に幾つかのツーリングの話しは出ている。 「花見ツーリン…

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憧 憬 の 轍 2016年3月20日 此岸と彼岸 今日、寝台特急「カシオペア」がラストランを終えた。 昨年8月に運行を終えた「北斗星」と共に 一度は乗ってみたいと思っていたブルートレインだったが、 望みは叶わなかった。 個人的に「カシオペア」や「北斗星」の…

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憧 憬 の 轍 2016年3月13日 近づく春を感じて 前回の記事にジョージ・マロリー(George Herbert Leigh Mallory) の名前を書いてからいろいろと思い出したこともあって改めて調べてみた。 やはり彼は「そこに山があるから」と答えてはいなかった。 「なぜエ…

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憧 憬 の 轍 2016年3月6日 理由(わけ) 「なぜバイクに乗るのか?」 バイクに乗る人なら一度は誰かに尋ねられたことのある質問だと思う。 なぜ山に登るのか、と訊かれ「そこに山があるから」 と答えたのはジョージ・マロニー。 彼は本当にそう思って答えた…

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憧 憬 の 轍 2016年2月28日 気配、あるいは予感 今年は閏年で2月が一日長い。 とは言え実質的にはもう3月だ。 寒暖を繰り返して春は少しずつ近づく。 閏年が4年に一度、暦上のズレを修正するためにある事は知っていても、 2月だけが28日までしかない理由を…

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憧 憬 の 轍 2016年2月21日 雨水をすぎて・・・東風解凍(はるかぜこおりをとく) 2月も半ばを過ぎたが相変わらず雪は少ない。 雪かきをしなくて済むのは楽で良いが、 後々、水不足や冷夏のニュースが聞えてきそうで不安な気持ちになる。 実はウインカー探…

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憧 憬 の 轍 2016年2月14日 バレンタインデイだった 朝、目覚めると同時にアタマの中はマフラーとリアフェンダーの事。 作業場へ向かう道すがら、コンビニに寄る。 そう言えば少し前から店頭にリボンの付いたチョコレートが並んでいた。 おぉ、今日はバレン…

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憧 憬 の 轍 2016年2月11日 ♪は~やく来~い来い日曜~日~♪ 建国記念日。 昨夜、京都からリアフェンダーが届く。 値段を考えれば上等と言わなければならないが、 2箇所ある欠けの補修方法を考えなければならない。 この欠けさえなければ高かったはず 裏側…

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憧 憬 の 轍 2016年2月7日 立春を過ぎて気持ちは既に春 確実に日が長くなっている。 毎年繰り返してきた事だがこうして春を待つ。 2月のカレンダーをめくる頃には春の気配が感じられるかもしれない。 最近、冬の匂いがしなくなった気がする。 「樵の巨匠」か…

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憧 憬 の 轍 2016年1月31日 時代、絶望を孕んだ憧れ。そしてHONDA CB400FourとKAWASAKI 350SS 昨冬、錆が気になってニップル共々磨き直し、 その上でPOR15のクリアで錆止めを試みたCB400Fourのスポークだが、 やはり錆には勝てなかった。 ステンレスのスポ…

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憧 憬 の 轍 2016年1月24日 誤解を与えてしまったようです 前回の記事でタイトルも記事内容も エンジンの試運転をしたかのような事を書いてしまいましたが、 エンジンはまだ始動しておりません。 “暖機運転が終わった”のは作業をしている私自身の状態です。…

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憧 憬 の 轍 2016年1月17日 やっと暖機運転が終わりました 阪神淡路大震災から早いもので21年。 地震と言えば5年前の東日本大震災を昨日の事のように思いだすが、 壊滅状態の神戸の街の映像や時間を追って 増え続ける犠牲者の数に言葉を失った事も忘れら…

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憧 憬 の 轍 2016年1月10日 新しい年の初めに 決して良い事ではないと思うのだが、 なんとなく年が明けてしまったような気がする。 年末年始の休みを利用して 何かの予定でもあればよかったのかもしれないが、今回は何も無かった。 既に仕事は始まっている…

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憧 憬 の 轍 2015年12月27日 冬の言葉・・・高村光太郎 「冬が又来て天と地を清楚にする」 と書き出された詩は力強く激しい言葉で綴られている。 春も夏も秋もそれぞれがどんなに美しくても冬はすべてを無に帰し、 人の営みなどそれこそ無力だと言わんばかり…

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憧 憬 の 轍 2015年12月20日 冬至を目前にして一陽来復を願う 月の初め頃に降った雪に冬の到来を感じていたが、 ここのところ温暖な日が続いている。 2週間足らずで今年も終わろうとしているのに 実感が湧かないのは気温のせいかもしれない。 明後日は冬至…

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憧 憬 の 轍 2015年12月6日 越冬状態へのカウントダウン 昨日に続いて今朝も明け方まで降った雪を見ていると、 一気に季節は真冬に向けてギヤチェンジしたようだ。 明日は二十四節季の大雪ともなれば雪も降ろうと言うもの。 冬至に向けてさらに日が短くなる…

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憧 憬 の 轍 2015年11月29日 春に向けて 日を追うごとに気温は下がり方々から雪の便りが届く。 秋と言う季節を楽しめないままなのに窓の外に雪を見た朝、 冬は既に始まっていた。 11月も明日で終わり。 1年経つのがこんなに早く感じるようになったのだから…

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憧 憬 の 轍 2015年11月15日 Thedays of wine and roses のような The days of whiskey and motorcycles 11月も半ばを過ぎる。 来週末はまた連休だ。 23日の勤労感謝の日は“LaborThanksgiving day”と英訳されるらしい。 Thanksgivingday と言えば感謝祭。 ア…

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憧 憬 の 轍 2015年11月8日 Novemberrain = Guns N’ Roses 10月の下旬に雪虫の事を書いてから何度となく雪虫のことを訊かれる。 ヒロさんことT氏と私は北海道で暮らした経験から 「雪虫」と言う言葉に懐かしさを感じるが、 北海道を離れて以来、雪虫を見た…

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憧 憬 の 轍 2015年10月25日 宴・秋の安全祈願大祭 雪虫もライダーも所詮は温度の変化に弱い、 と昨日の記事に書いたが、 最近は年末の宗谷岬で年越しをするライダーが少しずつ増えているらしい。 スパイクタイヤを装着して 凍てついた真冬の北海道を走ろう…

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憧 憬 の 轍 2015年10月24日 雪虫の飛ぶ頃 北海道で暮らしていた頃、 雪虫を見かけるとそれはバイク乗りのシーズンが終わる事を意味していた。 初雪の降る頃に飛ぶ小さな虫に付いている綿毛が 雪のように見える事から北海道では「雪虫」と呼ばれている。 数…

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憧 憬 の 轍 2015年10月10日 秋が夏の残照ならば 街路樹のナナカマドが赤い実をつけている。 頻繁に通る道なのに葉が落ちはじめて気が付いた。 赤い実と青く高い空のコントラストがきれいだ。 台風や低気圧で加速された今年の秋に夏の名残は既に無い。冬は…

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憧 憬 の 轍 2015年10月4日 早くも冬の便り、里は秋 気が付けば10月、今年も3/4が過ぎた。 すなわち残すところ1/4。 実質的にバイクに乗っていられるのも今月いっぱい。 朝夕はけっこう気温が下がるこの頃、 日焼けの跡を見て夏を懐かしんでいると、 大雪山…

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憧 憬 の 轍 2015年9月27日 今夜は十五夜、中秋の名月 「四月一日」と書いて「わたぬき」と読む名字があることは知っていたが 「八月十五日」とかいて「なかあき」 と読む名字があることを知ったのは最近の事。 「なかあき」=「中秋」。 旧暦の八月十五日…

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憧 憬 の 轍 2015年9月23日 もの想う秋、それぞれの秋 連休最終日。見事なまでの秋晴れの空、そして真夏を思い出させるような気温。 バイクのためにあるような一日ながら、「どこかへ行こう」と言う気にならない。 編集長の友人から預かったTW200。バカ…

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憧 憬 の 轍 2015年9月20日 秋深し、己は何をする人ぞ シルバーウイーク。晴れてはいても気温は高くはない。 最低気温も10℃台で朝夕はかなり涼しくなったし日も短くなった。 もうすぐ山は色付く。そして紅葉に見とれているうちに冬が近づく。 昨日、野田村…

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憧 憬 の 轍 2015年9月19日 Eaglesを聴きながら Desperado, why don’t you come toyour senses? この歌いだしで始まる1973年のEaglesの名曲。 Desperado(デスペラード)は邦題が「ならず者」。 だけど・・・歌詞の内容からしてこんな乱暴なタイトルに訳し…

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憧 憬 の 轍 2015年9月6日 秋雨や蕎麦をゆでたる湯の臭ひ(夏目漱石) 9月初めの日曜日。 天気さえ良ければツーリングにもキャンプにも最適な季節だ。 特に学校の夏休みが終わった秋のキャンプ場は静けさを取り戻している。 しかし青々とした高い空は望…

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憧 憬 の 轍 2015年8月30日 天高く馬肥ゆる秋、鉄馬はひたすらに地を駆ける 「盆を過ぎれば」、とか「ねぶたが終われば」、 とよく言うが朝夕の涼しさは秋そのもの。 これからは日も短くなる一方、 涼しさはすぐに寒さに変わると思うと淋しさを禁じえない。 …