憧憬の轍

雪解雨

憧 憬 の 轍 2023年3月26日 雪解雨 気温が20℃を超え半袖のシャツを用意する季節になったかと思いきや、今日は最高気温が10℃にも満たない。 まだ3月の下旬、本来そんなものだが前日が暖かかった分、肌寒さを感じる。 もはや冬の名残は日陰に残った泥まみれの…

春より速く  Once Again 13th

憧 憬 の 轍 2023年3月19日 春より速く Once Again 13th 「10年に一度の寒波」とか「水道の凍結に注意」とか、頻繁に言われていたのは1ヶ月くらい前の事だ。 それが今度は記録的に桜の開花が早まるとか言われている。 気象庁は週の初めに青森市の積雪がゼ…

12年

憧 憬 の 轍 2023年3月12日 12年 東日本大震災から12年が過ぎた。 昨日は各地で慰霊祭が催されたが、改めてあの日、あの時、あの瞬間に何をしていたのかを思い出していた人も多い思う。 この12年で大きく変わったものは海辺の景色だ。 岩手、宮城、福島の3県…

判断基準と自己責任 Once Again 12th

憧 憬 の 轍 2023年3月5日 判断基準と自己責任 Once Again 12th 新聞とコーヒーを手にして一日が始まる。 「新聞」とは言っても前日までのニュースなので、読み終えてからインターネットで最新のニュースを観る。 報道に対する姿勢の違いを感じて一時期は5…

春は近いのか Once Again  11th 

憧 憬 の 轍 2023年2月26日 春は近いのか Once Again 11th 早いものでもう2月が終わろうとしている。 今年も1/6が終わる事になる。 この頃はまさに三寒四温、そして日が長くなったと思う。 西の彼方で続く戦争が1年を超えた。 もちろんいつかは終わるのだ…

Once Again  10th

憧 憬 の 轍 2023年2月19日 Once Again 10th 那覇の公園では早くも桜が見頃、首里城ではブーゲンブリアが色鮮やかに咲いているらしい。 「琉球の華みぐい(華巡り)」が始まった。三寒四温を思わせる日もあるが、北国の冬はまだ終わっていない。 昨夜から…

時代遅れでいいよね

憧 憬 の 轍 2023年2月12日 時代遅れでいいよね トルコとシリアの国境付近で発生した大地震の映像が繰り返し流れている。 見る度に思い出すのは東日本大震災だが、建物がパンケーキクラッシュする様には2001年のアメリカ同時多発テロ事件の際に崩れ落ちたワ…

晴天の霹靂

憧 憬 の 轍 2023年2月8日 晴天の霹靂 少しだけ暖かくなり雪溶けが進む。 それはそれで嬉しいのだが、屋根から滑り落ちた雪の処理や実に走りにくい道路に眉を顰める事になる。 北日本で走っている自動車の寿命が短いのは路上に撒かれた融雪剤とサスペンショ…

もうすぐ暖かくなると信じて

憧 憬 の 轍 2023年2月5日 もうすぐ暖かくなると信じて 北日本では1年の内で最も寒いと言われる2月だが、今季最強と言われた寒波が去っても窓の外は雪景色。 まだまだ春は遠い。 日本海で発生した爆弾低気圧の影響は太平洋側にも及んでいる。 5月からは感染…

Once Again 9th せめて立春までは

憧 憬 の 轍 2023年1月29日 Once Again 9th せめて立春までは 今季最強の寒波は幾分和らいだが相変わらず真冬日が続いている。 水道凍結の被害も多い。 低い気温だけでなく風の強さも被害を助長する。 今のところ大雪と言えるほどの雪は降っていないが、日…

寒垢離  Once Again 8th 

憧 憬 の 轍 2023年1月22日 寒垢離 Once Again 8th この週末から今季最強の寒波が入り、特に北日本の日本海側では天気が荒れると報じられている。 太平洋側に位置する当地でも真冬日が続くようだ。 二十四節気の大寒に入り、まさに読んで字のごとくな訳だ…

Once Again 7th

憧 憬 の 轍 2023年1月15日 Once Again 7th 神奈川県の吾妻山公園では6万株の菜の花が満開で訪れる人の目を楽しませているらしい。 当地で菜の花が咲くのは4月下旬。 見頃は5月連休の頃だ。 距離にして約800㎞離れているが、改めて日本列島が南北に連なる…

受け入れるために

憧 憬 の 轍 2023年1月14日 受け入れるために 春を思わせるような暖気は雨を降らせ、積もっていた雪を溶かした。 もちろんこのまま冬が終わるなんて思ってはいないが、雪の無い道路に少しだけ気が和む。 またすぐに凍てついてしまう事も知っているのに・・・…

Once Again 6th

憧 憬 の 轍 2023年1月8日 Once Again 6th 寒の入り。 暦の上では小寒を過ぎて冬は大寒に向かっているはずだが、天候は真冬日と比較的に温暖な日々を繰り返している。 雪も今のところ大掛かりな除雪が必要なほどではない。 玄関先の湿った雪の下には、昨秋…

雪の降る音

憧 憬 の 轍 2023年1月5日 雪の降る音 北京共同は、中国では春節の海外旅行の予約件数が前年の6.4倍に増えたと報じた。 また旅費も平均で32%増らしい。 行先はオーストラリア、タイ、日本の順だと言うが中国はCOVIT19対策を8日に抜本的に緩和すると発表して…

「月日は百代の過客」ならば

憧 憬 の 轍 2023年1月1日 「月日は百代の過客」ならば 新年 明けましておめでとうございます。 本年もよろしくお願いいたします。 ロシアのウクライナ侵攻からもうすぐ1年になろうとしている。 当初は「軍事作戦」とか「諍い」と言われていたが今では「戦争…

Happy Holidays  Once Again 5th

憧 憬 の 轍 2022年12月25日 Happy Holidays Once Again 5th 強い冬型の気圧配置と伴う寒気のために大雪が降る予報とは裏腹に雨が降った。 雨は積もっていた雪を溶かし、街の景色を変えてしまった。 雪の少ない年でもこの時期には雪でホワイトクリスマス…

胸中成竹 Once Again 4th

憧 憬 の 轍 2022年12月18日 胸中成竹 Once Again 4th 朝、窓の外を見て溜息をつく。 夜の間に降った雪の始末に費やす時間はそう長いものではないとしても、億劫な事だけは間違いないからだ。 本格的な冬を迎えるまではまだ間がある。 今年も残すところ2週…

今一度、立ち止まって

憧 憬 の 轍 2022年12月11日 今一度、立ち止まって 夕暮れを迎える度に日が短くなったと思う。 冬至が近いのだから当たり前の事だ。 薄暗くなった庭先に積もった雪を見ながら、これまでに経験して来た冬を思い返す。庭先の雪はまだ地面が見えなくなる程では…

Let it be  Once Again  3rd

憧 憬 の 轍 2022年12月4日 Let it be Once Again 3rd 真冬並みの寒気が入ってチラチラと降る雪を見たのは数日前の夕方だった。 初雪だったが積もるほどではない。 ただ寒気は南下し冬型の気圧配置が強まる影響で最低気温はついに氷点下。 「真冬日」と言…

Once Again  2nd のオマケ

憧 憬 の 轍 2022年11月28日 Once Again 2nd のオマケ 昨夜のFIFAワールドカップ、日本―コスタリカ戦は17:00からの実況中継だった。 日曜日の夜と言う事もあって気持ちよく祝杯を挙げて床に就くはずだったが・・・。 その結果にヤケ酒を手にした人も少なく…

Once Again  2nd

憧 憬 の 轍 2022年11月27日 Once Again 2nd 特別にサッカーが好きな訳でも無いのにFIFA ワールドカップの対戦結果が気にかかる。 それは贔屓のチームや選手がいるからではなく、有利と思われているチームが負けたり、あるいは負けそうになったり、そんな場…

Once Again  1st

憧 憬 の 轍 2022年11月26日 Once Again 1st それは10月8日の朝、夜半の雨に濡れたアスファルトに広がる虹色の油のシミを、キャブレターがオーバーフローを起こしていると勘違いしたことから始まった。 恒例の「1泊ツーリング」に出かけようとした朝の事だ…

この冬の過ごし方は・・・

憧 憬 の 轍 2022年11月20日 この冬の過ごし方は・・・ 11月も既に後半に差しかかり初雪を見る日が近い事を予感している。 気温は昼過ぎに何とか10℃を越えたが、朝方は2度台だった。 日常の足として使っている4輪車のタイヤやワイパーの交換をはじめ、様々な…

予測不能

憧 憬 の 轍 2022年11月13日 予測不能 少しでも寒気が緩むと嬉しい。 それが週末ならなお嬉しい。 しかし緩んだ寒気に雨を予感する。 今さら確かめる必要もないほど繰り返されて来た季節の変わり目はいつもどこか慌ただしい。 街を歩けばハロウィンの飾り付…

欠伸の後の溜息

憧 憬 の 轍 2022年11月6日 欠伸の後の溜息 紅葉の後を追う様に各地の山々の初冠雪が伝えられてきたが、ついに初雪の便りが届く。 平年よりは遅いと言っても確実に冬が近づいている。 KAWASAKI ELIMINATOR 250(EL250B-1)のキャブレター、KEIHIN CVK30をオー…

小春日和に

憧 憬 の 轍 2022年10月30日 小春日和に 季節が夏へ向かう頃ならたとえ天気が悪くても一抹の期待感がある。 日増しに日が長くなり、気温も上がる。 そんな季節とは裏腹にカレンダーの残りが2枚だけになろうとしている今、比較的に温暖な週末は貴重な時間だ。…

階(きざはし)

憧 憬 の 轍 2022年10月27日 階(きざはし) 各地から初冠雪とか初氷の便りが届く。 県内でも既に0℃を下回る最低気温が記録された。 薪ストーブ、と言うより廃材を燃やして暖を採っていた頃が懐かしい。 移転した作業場で薪ストーブを使う事を考えて来たが…

霜降 冬の始まり

憧 憬 の 轍 2022年10月23日 霜降 冬の始まり 最低気温は辛くも2ケタだが最高気温が20℃以上の日は今後の期待できない。 朝夕はストーブが必要だし、天気が良くても1枚上に羽織る物が手放せない。 遠くに見える山の彩も日増しに進み、里が色づく日も近い…

憧 憬 の 轍 2022年10月19日 問 四季のある日本は秋が最も美しい季節だと言う。 特に紅葉は移り変わる季節を感じさせる。 日本だけでなく世界中で収穫祭が催されるのも秋だ。 「実りの秋」。それはやがて訪れる冬に備える事を意味する。 余裕をもって冬を乗…